基本スペック

Length | Action | Lure capa | Line capa | Weight | 継数 | カーボン含有率 | price |
6’6″ | Ex.Fast | 1/4-1oz. | 10-25lb. | 107g | 1本 | 99% | 49,800円(税別) |
伝説のバスフィッシングドキュメンタリー番組、X-BITES(エックスバイツ)の初代アングラー、伊東由樹の右腕として、琵琶湖・北湖や日本各地のリザーバーで猛威を振るった伝説のモデル、F5-66Xが再臨。最新の5Dグラファイトシステムによって覚醒した「ベアリングダウン」が現代のフィールドの鬼たちに斬り込みます。驚異的に高められたシャフトテンションは、これまでの超高弾性グラファイトロッドとは一線を画し、キャスト時とファイト時などの高負荷時には、荷重を広域で受け止めて、しなやかなトルクパフォーマンスさえ発揮。スティッフではない、新感覚の超高弾性パフォーマンスを発揮します。
メガバス公式HPより
3/8oz.のジグやテキサス、フリーリグをはじめ、ジャングルカヴァーを引き通すスピナーベイティングや、ウィードカットが必須の状況下におけるブレードベイトによるサーチ、ピンスポットカヴァーの奥に高比重ノーシンカーソフトベイトを撃ち込むなど、その攻撃用途には、タフを打開しライバルに圧倒的釣果の差をつけたいアングラーのクリエイティビティが要求されるモデルです。1996年初代モデル・デビュー直前の開発時、こうした釣りによる連日のランカー爆釣によって、搭載したリールが破壊されたことから、その名は命名されたと云われます。誰よりも釣り勝ちたいアングラーに使っていただきたい、デザイナーズスペックです。
現代の釣りに対応する、ベアリングダウンの最高到達地点。
メガバス総帥 伊東由樹の愛竿と言えばみなさんどの竿を思い浮かべますか?
F4-66X?F3-610XS?F5-510X?F6-67X?サイクロンエヴォ?スーパーグリフォン?ディアブロ?イオタ?
メガバシストの皆さんはメガバスにハマった時期やキッカケでそれぞれ色んなイメージをお持ちだと思いますが、私個人としてはF4-66X!と言いたいところですが、ベアリングダウン(タイプS)でバンピーワームのビーズ付きのテキサスリグをピンスポットに撃ち込んでいく姿がかなり脳裏に焼き付いているのでベアリングダウンと答えるかもしれません。
そのベアリングダウンの現代版が、デストロイヤーに2024年追加されたF5-66X ベアリングダウンエクストリームです。
現代のカバーフィッシングにおいては、テキサスリグやラバージグだけでなく、直リグやフリーリグ、モリケンリグなど多種多様なリグへの適応を求められ、それらを正確に、ソフトに狙ったところへ落とし、繊細に誘い、確実にフッキングをしてカバーから引きずり出すパワーが求められます。

デザイン・セッティング
アームズスーパーレジェーラからフィードバックされたカーボングリップを採用
アームズシリーズは次期メガバスロッドに採用される技術の先行導入・実験機としての役割もあります。このカーボングリップも2015年に発売されたアームズスーパーレジェーラから、2020年に発売されるブランニューデストロイヤーに受け継がれ、正式に採用されました。
カッコ良くて握りやすく、形状のおかげなのか意外と滑らないんですよ!
またロッドバランスも絶妙で、軽いリールを載せても手元に重心がちゃんと来るので、竿自身の軽さも相まって非常に軽快に扱えます。



リールの組み合わせ
私は色合いデザイン、軽さ、そしてスプール径を考えて24スティーズSVTWを載せています。
フロロ14lbをメインで巻くのですが、この竿は本当に竿先が繊細で、3.5gや5gくらいの結構軽めのリグから投げたりするのでスティーズの32φスプールがとても良くマッチしていると思います。
撃ち物が低弾道でスパスパと撃ち込めるのはやっていて非常に気持ちがいいですね!
シマノだとメタのシャロースプールなんかが良いかも。

ルックスも非常に良く、特にハンドルはSLPのカーボンハンドルに替えてあるのでMEGABASS 3D DYNAMICS PERFORMANCE GRIPとの親和性が最高です!!
ブランニューデストロイヤーはスティーズ系が似合いますねー!



ガイドセッティングとバランス
F5-66Xは計9個のチタンフレーム×SiC-Sガイドと、TOPガイドにはトルザイトリングを使用しています!
24年のデストロイヤー追加機種は、TOPガイドが全てトルザイトリングになっています。
こちらも従来のブランニューデストロイヤーと同様に非常にタイトに巻いたスレッドラッピング技術で、糸の使用量を減少。糸の素材も特殊繊維を使用してガイドとブランクスをより密着させてブランクスが曲がっても強度を保つそうです。


繊細なティップと張りのあるベリー。
使用インプレッション
まずは項目別に超個人的インプレッション!
飛距離 | 3.5 |
操作性・軽快感 | 5 |
感度 | 5 |
剛性感、パワー | 4.5 |
総合 | 4.5 |
- 飛距離:6’6″のEx.ファーストテーパー、そしてマイクロガイドということで飛距離はそれほど!
- 操作性:軽く、バランスも良く、非常に操作しやすい!ボートでもオカッパリでも使いやすい。
- 感度 :テーパーデザインも相まって非常に良い!バイトはもちろん、底質などもわかりやすい。
- パワー:強い。フッキングが決まる。ただあくまでMHなので濃すぎるカバーから引きずり出すのは難しい。
以上が項目別の個人的なインプレッションです。
6フィート6インチ、Ex.ファストテーパーでマイクロガイドなので遠投は得意ではありません。
しかしながら歴代デストロイヤーよりも高負荷時にはしなやかに曲がる5Dグラファイトのおかげか、ある程度竿にルアーのウェイトが乗るので、キャストフィールはそこまで悪く感じません。
主戦場は近~中距離にはなりますが、オカッパリ使用時に少し遠投して沖のブレイクを探ったり、少し遠いところにあるレイダウンへバックスライドワームを投げ込んだりというのは特に問題ないです。
あと数メートル、対岸のオーバーハングへバックスライドを届かせたい!そんな場合は同じくブランニューデストロイヤーのセブンイレブンや、オロチX10のバンダースナッチなどが良いと思います!
操作性は言わずもがな、軽さとバランス、テーパーデザインで最高の一言。
感度はもちろん良く、パワーもMHの竿としては十二分にあります。
私が購入の際にこの竿に求めた、
テキサスやジグ、現代のカバーワーミングリグたちを繊細に動かし、吸い込ませ、ハイテンションなベリーで掛けて強靭なバットパワーでデカイ魚に負けない
ということに関しては何の不満もありませんので、この1年、ボートオカッパリ問わず色々なシチュエーションで活躍してもらっています。



それでは、このベアリングダウンエクストリームで主に使用しているルアーたちを紹介します。
スリーパークロー

激釣れワーム、スリーパークロー!
これをテキサスリグの様に扱うのであれば、ベアリングダウンがめちゃくちゃオススメです。
ハードボトムやゴロタエリアでズル引いたり、シェイクしたりして誘って掛けて取り込むという一連の動作全て気持ちよいです。
ウッド系、ウィード系のカバー回避能力は低いのであまりオススメしませんが、よりカバー際へ落として引きずり出したり、ラバージグのように水を動かして誘う場合にはスーパーデストロイヤーなんかのヘビーアクションロッドがオススメです。
しっかりとした自重と竿の感度の高さも相まって、地形や底質なども非常に分かりやすいので、ボトム専用サーチベイトとしても重宝しています。魚がいれば反応もありますし!

ノーシンカーリグ

バックスライドワームとも相性がよく、TKツイスターやJr.、カバースキャットでは3inが使っていて気持ちいいです。
個人的な感想のところでも書きましたが、バックスライドでも遠投にはそれほど向かないのでボートでの使用が多くなるかもしれません。
琵琶湖では浚渫やウィードエッジに投げ込んだり、また先日の長良川釣行ではTKツイスターのバックスライドセッティングを近距離で打ち込んでいくのにもかなりよかったです。

テキサスリグ、ラバージグ

テキサスリグはワームの自重にもよりますが、3.5g-10gくらいまでを使います。
ラバージグに関しては、あくまでMHアクションということを考えてそこまでヘビーカバーを撃たないので、7g前後が基本です。そこまでガートの固くないフットボールなんかを使うことが多いですね。
去年の河口湖ではTGブロー7gにピッグダディ系を使いましたが、非常に使いやすかったです。
中・近距離で軽いジグやテキサスを撃ち込んでいく釣りが本当に楽しくなる竿だと思います。
モリケンリグやジョイントジグ、直リグ、フリーリグなどの近年出てきたリグにも!


5-10gくらいのシンカーを使うこれら新世代のリグにも高次元に対応。
フッキングの難しいエラストマー系の素材も、ベアリングダウンの繊細なティップでその動きを最大限に発揮した上でしっかりと掛ける力とテーパーが備わっています。
また、リールやラインを考慮すればカバーネコリグやスモールラバージグなんかにも良いので、関東の沼や流入河川をオカッパリ1本で攻略する際にも良いかもしれませんね。

まとめ
つらつらと書いてきましたが要点をまとめてみます!
- 5g-10gくらいのシンカーを使うリグのほとんどを高次元に扱えるワーミングベイトロッド!
- 繊細なティップで誘い、吸い込ませ、ハイテンションなベリーで掛け、強靭なバットで負けない!
- 軽く、バランスもよく、超高弾性なのに高負荷時にはしなやかに曲がるので気持ちいい。
- 遠投は苦手だが、中近距離の扱いやすさは特筆すべきもの!

ベアリングダウンの由来は、1996年の初代モデルの開発テスト時、あまりにも大きなバスが釣れすぎて、使用していたリールが破壊された(“bearing down”、つまり「ベアリングが壊れる」)ことに由来するとされています。