基本スペック

LengthActionLure capaLine capaWeight継数カーボン含有率price
6’6″Ex.Fast1/32-1/8oz.3-6lb.95g1本99%41,500円(税別)
メガバスHPより

5Dグラファイトシステムで製作する「キリサメ」シリーズのNEWベーシックが、F1st-66XS「キリサメ」です。ライトなフィネスリグをオールマイティに使いこなし、開発陣のテスティング評価では、フィネスロッドとしてあらゆる要素についてバランスがとれたパフォーマンスチャートを記録。抜群の使い勝手の良さを誇ります。追従性に優れたエクストラファストティップとベリーセクション間におけるベンドシフトの際の段付き感を失くし、歴代の霧雨モデルを遥かに上回る圧倒的なハイトルクを生み出すバットセクションまで、スムーズに荷重を移動させることにこだわりました。結果、先調子ロッドとしてはあり得ない「投げやすさ」、「スムーズなスウィープフッキング」、「強靭なリフティングパワー」を実現。フィネススピンとして、新時代のグローバルベーシックを目指しました。

メガバス公式HPより

全てのライトリグを高次元に操る、スーパーバーサタイルフィネスロッド!

2007年に登場した初代霧雨から続く、繊細な操作と相反するド級のパワーで魚を仕留める、対デカバスハンティングライトリグロッドです。

その細身のブランクスからは想像の出来ないバットパワーを持つため、ライトリグを使って天才級のデカバスに口を使わせ、そして難なく取り込むという使い手にとってとても頼りになる1本です。

 
あをき
2022年、どハマりしているスピニングロッドです。

あまりに使い勝手が良い為、使い始め初日でもまるで昔から使っていたかのような不思議な感覚を味わいました。

F1st-66XS/19ヴァンキッシュC2000SHG/ヴィローラ2.8in

デザイン・セッティング

非常に落ち着いたデザイン

黒を基調としたMBCSと呼ばれるリールシートや、コルクグリップとシャンパンゴールド系の装飾をあしらったデザインで高級感を感じます。

 
あをき
この番手の他にF0st-63XS、F5st-65XSのみリールを締め込むところがカーボン調&霧雨表記になってます!
 

リールの組み合わせ

私は色合いや軽さ、使うラインの細さ、グリップ長などを考慮してシマノの19ヴァンキッシュC2000SHGを載せています!

やはり2500番を載せるとかなり大きく感じますし、フロロ3~4lbのライトラインの使用が主になると思うので、シマノであればC2000~C2500番、ダイワならFCLT2500番までをオススメします。

私自身、この霧雨に合わせるリールを19ヴァンキッシュC2000SHG、C2500SHGと21ルビアスエアリティFCLT2500SーXH-QDで死ぬほど悩みましたが、ボディの軽さ、巻き初めの軽さ、漆黒のボディが決め手となって最終的には19ヴァンキッシュにしました!

この黒いボディーは霧雨のみならず、ブランニューデストロイヤーのスピニングモデルにかなり似合いますので是非合わせてみてください!

 
あをき
フィネスロッドはやっぱり軽さが大事。

ガイドセッティングとバランス

F1st-66XSは計8個のチタンフレーム×SiC-Sガイドの組み合わせです。

非常にタイトに巻いたスレッドラッピング技術で、糸の使用量を減少。

軽量化や強度の増加に一役買っています。

ソリッドティップは第3ガイドから!
TOP~第1ガイドは爪楊枝のように細いですが、使っていても特に不安は感じません。

使用インプレッション

まずは項目別に超個人的インプレッション!

飛距離 3.5
操作性・軽快感 4.5
感度 4.5
剛性感、パワー 5
総合 4.3
  • 飛距離:6’6″のEx.ファーストテーパーということで飛距離は並み!ただ、投げやすい。
  • 操作性:軽く、非常に操作はしやすい!が個人的に6’6″は長いかな、と。初代霧雨のような6’2″くらいのダイレクト感が欲しかった!!
  • 感度 :良いです。
  • パワー:霧雨の特徴。細身なのにめちゃくちゃ強い。

以上が項目別の個人的なインプレッションです。

超先調子の竿は基本的に投げにくいことが多いのですが、この竿は非常に投げやすく感じます。

ただ、ライトリグでの接近戦が主戦場なので、逆に割り切って6’6″よりももうちょっと短くして操作性を上げてほしいなと個人的には思いました。この手の竿は、6’0″前後であれば本当に腕の延長のように操作できますので、個人的には多少の飛距離よりもそちらの方が有難いです。

しかし、この長さ故の懐の深さかもしれないので難しいところですね。

私が購入の際にこの竿に求めた、

デカくて気難しい魚をライトリグで掛けて、難なく取り込む

ということに関しては何の不満もありませんので、今年一番色々なシチュエーションで活躍してもらっています。



ホバスト

私がキリサメで最も多用しているリグです。

ワームはDSTYLEのヴィローラ2.8inやトラセンのイギータ3inを使います。

ネイルシンカーは0.3gか0.5gでフックはホバーショットの#3、ラインはフロロ3-4lbです。

もちろん状況によるのですが、基本的には堰堤周りやストラクチャーの周辺へ投げ、人間の目から見えないくらいの深さまでフォールさせてそこから

リールのハンドル1回転のうちにシェイクを25回行うことが多いです。

繊細なティップで食い込ませ、そこからベリーでスイープに掛けるような感覚でフッキングします。

大きいのから小さいのまで沢山釣っていますが、このセッティングでバラしたことは皆無です。

 
SAGARA
ULロッド、細糸、細軸フックですので、ランディングネットは必ず持っていきましょう!

ノーシンカーリグ

ヤミィ350やカットテール3.5in、サイコロラバー、沈み蟲1.8inなど

私はノーシンカーは基本的にサイトフィッシングで使用することが多いです。

もちろんブラインドでも使えますしよく釣れるのですが、やはりこの竿で扱うサイズ感のワームは大きい魚が口を使う前に小さい魚が食べてしまうことが多いので、目視できている大きい魚に投げます。

ワッキーを細かく動かす操作や、サイコロラバーを逃がすような操作、あとは啄んだ様な小さいバイトも瞬時にフッキングするような掛ける釣りも出来るので、非常に助かっています。

イモグラブや沈み蟲をズル引いてきても底の感じはわかりますので、感度も十分です。

 
あをき
ノセる系のフッキング、掛ける系のフッキング、両方イケますよ。


虫系

シグレNANOや青木虫など

Ex.FASTテーパーでありながら非常にキャストしやすい為、狙った場所へ一撃で放り込んで繊細に誘うことができます。

シグレNANOに関しては、ベビープラッギングよりも使いやすく感じます。


他にもダウンショットやネコリグ、ミドスト、ライトリグならなんでもござれ!

0.5-1.3gくらいのミドストや0.9-2.6gくらいのダウンショット、ジグヘッドワッキー、ネコリグ、スプリットショットなどなど…対応できるライトリグは非常に多いです。

これ1本あれば、喰わせの釣りに関しては本当に多くのことができますので、めちゃくちゃ重宝します!

まとめ

つらつらと書いてきましたが要点をまとめてみます!

  • ほぼ全てのライトリグを網羅するフィネスオールラウンダー!
  • 細身でありながらバットパワーが凄まじく、50upがきても全然大丈夫!
  • 合わせるリールはC2000-C2500番がオススメ。
  • 極端なテーパーなのに投げやすくて◎!

デカイ魚を取るためのライトリグシャフト、キリサメ!

是非とも使ってみてください!

 
あをき
必ずやその手に素晴らしい釣果をもたらせてくれるでしょう!!!

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